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活火山の3D画像 青ヶ島

青ヶ島は頂部にカルデラを持つ成層火山からなり、最高標高は423mです。歴史時代にも数回の活動記録が残っています。1781~1785(天明3~5)年の噴火では降灰、噴石、溶岩流出がありました。この噴火により島民に多くの死者が発生し、 残った人々は八丈島に避難したため、50年間は無人島となったとの記録が残されています。

■ 青ヶ島の3D画像 青ヶ島の南西側から見た画像になります。

青ヶ島の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 青ヶ島の3D地質図 青ヶ島の南西側から見た画像になります。

青ヶ島の3D地質図

Ty:新期崖錐堆積物
 1781-1785(天明)噴出物
Tl:天明溶岩流、Tp:丸山火砕丘
To:古期崖錐堆積物、Nd:流坂岩屑なだれ堆積物、Op:大人ヶ凸部火砕物、Yf:休戸郷降下堆積物、Kil:金太ヶ浦溶岩、Cp:ちょうの凸部火砕物、Os:尾白池サージ堆積物、ASl:下の平溶岩、ATl:平の耕地溶岩、 AKp:金次郎火砕岩、AMl:神子の横原溶岩、Ms:主成層火山主部、Kus:西浦サージ堆積物、Kul:西浦溶岩、Kub:黒崎火道角礫岩、Kup:火口内および周辺の火砕堆積物、Kuf:神子の浦降下堆積物

地質図は高田ほか(1994)をデジタル化したデータを用いました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

引用文献

高田亮・村上文敏・湯浅真人(1994)青ヶ島火山および伊豆諸島南方海底火山地質図1:10,000,1:650,000.火山地質図07,地質調査所.
「青ヶ島火山地質図 1:10,000」ベクトルデータ 産業技術総合研究所地質調査総合センター,https://gbank.gsj.jp/datastore/

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