活火山の3D画像 八丈島
八丈島は東山(三原山)と西山(八丈富士)の二つの成層火山から作られています。最高標高は西山の854.3mで、東山の標高は700.1mです。活動時期は東山がおよそ10万年前から5,000~3,400年の間にかけて、西山はおよそ1万年前以降と考えられています。 歴史時代の活動はすべて西山で発生しています。1487(長亨元)年、1518~23(永正15~大永3)年、1605(慶長10)年の噴火記録が残されています。
■ 八丈島の3D画像 八丈島の南西側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 八丈島の3D地質図 八丈島の南西側から見た画像になります。

西山火山
西山登山道ステージ噴出物
ScL:富士山頂火口内溶岩、FjL:富士登山道溶岩、FiS:富士登山道スコリア、FtL:船付鼻溶岩、Fts:船付鼻スコリア丘堆積物、FrL:フリージア園溶岩、IuL:イデサリヶ鼻上部溶岩、IdL:イデサリヶ鼻溶岩、OsP:大サリヶ鼻火砕流堆積物、OsL:大サリヶ鼻溶岩、
DbL:出鼻溶岩、FiD:未区分富士登山道ステージ噴出物
大越ヶ鼻ステージ噴出物
AzL:赤崎溶岩、OkS:大越ヶ鼻降下スコリア、OkL:大越ヶ鼻溶岩群
千畳敷ステージ噴出物
SS:千畳敷ステージの側火口スコリア丘堆積物、SL:千畳敷ステージ溶岩
三根ステージ噴出物
YeB:八重根火山角礫岩層、YoB:横間ヶ浦火山角礫岩層、KdB:神止山火山角礫岩層、KdL:神止山溶岩
小島火山
Kj:小島火山噴出物
東山火山
三原ステージ噴出物
MdB:三原滝火山角礫岩層、HmS:八幡山スコリア丘堆積物、HmL:八幡山溶岩
中之郷ステージ噴出物
MC:三原火山山頂火口内の火砕丘堆積物、NkS:奈古ノ鼻スコリア丘堆積物、MhL:三原溶岩、Ng:中之郷溶岩及び中之郷火砕流堆積物
Mh:未区分三原山噴出物、Nh:西白雲山火山噴出物、OH:古期東山火山噴出物
地質図は石塚・下司(2018)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 八丈島の3D地質図 八丈島の北側から見た画像になります。

西山火山
西山登山道ステージ噴出物
ScL:富士山頂火口内溶岩、FjL:富士登山道溶岩、FiS:富士登山道スコリア、FtL:船付鼻溶岩、Fts:船付鼻スコリア丘堆積物、FrL:フリージア園溶岩、IuL:イデサリヶ鼻上部溶岩、IdL:イデサリヶ鼻溶岩、OsP:大サリヶ鼻火砕流堆積物、OsL:大サリヶ鼻溶岩、
DbL:出鼻溶岩、FiD:未区分富士登山道ステージ噴出物
大越ヶ鼻ステージ噴出物
AzL:赤崎溶岩、OkS:大越ヶ鼻降下スコリア、OkL:大越ヶ鼻溶岩群
千畳敷ステージ噴出物
SS:千畳敷ステージの側火口スコリア丘堆積物、SL:千畳敷ステージ溶岩
三根ステージ噴出物
YeB:八重根火山角礫岩層、YoB:横間ヶ浦火山角礫岩層、KdB:神止山火山角礫岩層、KdL:神止山溶岩
小島火山
Kj:小島火山噴出物
東山火山
三原ステージ噴出物
MdB:三原滝火山角礫岩層、HmS:八幡山スコリア丘堆積物、HmL:八幡山溶岩
中之郷ステージ噴出物
MC:三原火山山頂火口内の火砕丘堆積物、NkS:奈古ノ鼻スコリア丘堆積物、MhL:三原溶岩、Ng:中之郷溶岩及び中之郷火砕流堆積物
Mh:未区分三原山噴出物、Nh:西白雲山火山噴出物、OH:古期東山火山噴出物
地質図は石塚・下司(2018)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 八丈島の3D画像 八丈島の北側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
引用文献
石塚治・下司信夫(2018)八丈島火山地質図 1:25,000.産業技術総合研究所地質調査総合センター