活火山の3D画像 ベヨネース列岩
ベヨネース列岩は明神礁カルデラの外輪山の一部を構成しています。明神礁カルデラは東西約10km、南北約7kmの円形に近い形をしており、カルデラ床の水深は1000mから1100mほどです。 カルデラの東には外輪山の明神礁、カルデラ中央部には中央火口丘の高根礁があります。明神礁は度々噴火活動が目撃され、1952年9月の噴火では海上保安庁の第五海洋丸が遭難し乗組員が殉職しています。
■ ベヨネース列岩の3D画像 ベヨネース列岩の南東側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 明神礁カルデラの3D画像 明神礁カルデラの南側から見た画像になります。

標高モデルは海上保安庁海底地形図「ベヨネース列岩」から作製しました。
引用文献
高田亮・村上文敏・湯浅真人(1994)青ヶ島火山および伊豆諸島南方海底火山地質図1:10,000,1:650,000.火山地質図07,地質調査所.