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活火山の3D画像 浅間山

浅間山は最大標高2568mあり、日本の活火山の中でも最も活動的な火山の一つです。歴史時代でも多数の噴火記録があり、特に1108(天仁元)年、1783(天明三)年の噴火は大規模で、広範囲に噴出物が残されています。 1783年の噴火では、火口から北方に火砕流(鎌原火砕流)が流出し、鎌原集落を埋没しました。火砕流は吾妻川を塞き止め、一時期ダムが形成されましたがやがて決壊し、下流域では洪水により多数の被害が発生しました。

■ 浅間山の3D画像 浅間山の北側から見た画像になります。

浅間山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 浅間山の3D地質図 浅間山の北側から見た画像になります。

浅間山の3D地質図

K1:黒斑山下部層、K2:黒斑山中部層、K3:黒斑山中部層、S:石尊山溶岩円頂丘
H3:小浅間溶岩円頂丘、P3:第1小諸軽石流堆積物、P4:第1小諸軽石流堆積物、P6:嬬恋降下軽石堆積物
M1:前掛山溶岩類、M2:古滝火砕流体積物、M3:追分火砕流堆積物、M5:降下火砕物堆積物、M7:吾妻火砕流堆積物、M8:鎌原火砕流堆積物、M10:鬼押出溶岩

地質図は荒巻(1993)をデジタル化したシェープファイルを用いました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 浅間山の3D地質図 浅間山の南側から見た画像になります。

浅間山の3D地質図

Kz:霧積層群、Sg:志賀層群、My:妙義火山噴出物、Hn:鼻曲火山噴出物、Ha:離山溶岩円頂丘、Eb:烏帽子火山噴出物、Iw:岩尾層、Mh:三原層
K1:黒斑山下部層、K2:黒斑山中部層、K3:黒斑山中部層、S:石尊山溶岩円頂丘、Ok:応桑岩屑流堆積物、K4:塚原岩屑流堆積物、Sd:塩沢岩屑流堆積物
H1:仏岩溶岩流、H3:小浅間溶岩円頂丘
P1:大窪沢軽石流堆積物、P2:嬬恋軽石流堆積物、P3:第1小諸軽石流堆積物、P4:第1小諸軽石流堆積物、P5:軽石流2次堆積物、P6:嬬恋降下軽石堆積物
M1:前掛山溶岩類、M2:古滝火砕流体積物、M3:追分火砕流堆積物、M5:降下火砕物堆積物、M7:吾妻火砕流堆積物、M8:鎌原火砕流堆積物、M10:鬼押出溶岩

地質図は荒巻(1993)をデジタル化したシェープファイルを用いました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 浅間山の3D画像 浅間山の南側から見た山頂付近の画像になります。 浅間山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 浅間山の3D画像 浅間山の北側から見た山頂付近の画像になります。 浅間山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

引用文献

荒牧重雄(1993)浅間火山地質図 1:50,000. 火山地質図 6,地質調査所.

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