活火山の3D画像 栗駒山
栗駒山は最大標高1627m(須川岳)の成層火山です。過去1万年間の活動は約6,100年前から1,000年前に2回の噴火、1744年と1944年に水蒸気噴火がありました。2008年の岩手・宮城内陸地震により多数の地すべり・崩壊が発生しました。
■ 栗駒山の3D画像 栗駒山の南側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 栗駒山の3D地質図 栗駒山の南側から見た画像になります。

DM:大地森溶岩円頂丘、MM:抹森溶岩流、AG:揚石山溶岩類、OE:御沢東方溶岩流、OS:御沢溶岩流、KH:稀大ヶ原火砕流、US:産女川溶岩流、DZ:ドゾウ沢溶岩流、ZE:煎森東方溶岩流、ZW:煎森西方溶岩流、ZM:熊森溶岩流、HG:熊森避難小屋アグルチネート、 IS:板井沢溶岩流、MW:株岳西方溶岩流、NS:仁郷沢溶岩流、MG:株岳溶岩類、MS:株岳南方溶岩流、ZS:ゼッタ沢溶岩流、IG:磐井川溶岩流、SG:新湯口溶岩流、JL:樹海ライン溶岩流、HK:東栗駒溶岩・火砕岩類、KZ:虚空蔵前期溶岩流、KK:虚空蔵後期溶岩類、 KS:栗駒山頂アグルチネート、OL:御駒山溶岩流、OA:御駒山アグルチネート、SD:須川岩屑なだれ堆積物、TG:剣岳溶岩円頂丘、TD:剣岳二次堆積物、SY:昭和湖火口噴出物、d:崖錐堆積物、f:扇状地堆積物
地質図は、藤縄ほか(2001)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 栗駒山の3D地質図 栗駒山の北から見た画像になります。

DM:大地森溶岩円頂丘、MM:抹森溶岩流、AG:揚石山溶岩類、OE:御沢東方溶岩流、OS:御沢溶岩流、KH:稀大ヶ原火砕流、US:産女川溶岩流、DZ:ドゾウ沢溶岩流、ZE:煎森東方溶岩流、ZW:煎森西方溶岩流、ZM:熊森溶岩流、HG:熊森避難小屋アグルチネート、 IS:板井沢溶岩流、MW:株岳西方溶岩流、NS:仁郷沢溶岩流、MG:株岳溶岩類、MS:株岳南方溶岩流、ZS:ゼッタ沢溶岩流、IG:磐井川溶岩流、SG:新湯口溶岩流、JL:樹海ライン溶岩流、HK:東栗駒溶岩・火砕岩類、KZ:虚空蔵前期溶岩流、KK:虚空蔵後期溶岩類、 KS:栗駒山頂アグルチネート、OL:御駒山溶岩流、OA:御駒山アグルチネート、SD:須川岩屑なだれ堆積物、TG:剣岳溶岩円頂丘、TD:剣岳二次堆積物、SY:昭和湖火口噴出物、d:崖錐堆積物、f:扇状地堆積物
地質図は、藤縄ほか(2001)をデジタル化しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 栗駒山3D画像 栗駒山の北側から見た画像になります。

栗駒山山頂北側の滑落崖の背後には、亀裂や小崖が連続しているのが確認できます。将来崩壊が発生する可能性があります。
画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 栗駒山の3D画像 岩手・宮城内陸地震(2008年)による崩壊。向かって左側(南側)が駒の湯の崩壊、右側(北側)が産女川の崩壊です。

画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 栗駒山の3D画像 岩手・宮城内陸地震(2008年)による荒砥沢ダムの地すべり。

画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。
■ 南側から見た栗駒山

■ 昭和湖 1944年の噴火口
■ 秣岳付近から見た栗駒山と地すべり
引用文献
藤縄明彦・藤田浩司・高橋美保子・梅田浩司・林信太郎(2001)栗駒火山の形成史.火山,46,269-284.