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活火山の3D画像 鳥海山

鳥海山の活動はステージⅠ(55~16万年前)、ステージⅡ(16~2万年前)、ステージⅢ(2万年前以降)に区分されています。ステージⅠでは成層火山が作られ、 また山麓には山体崩壊による岩屑なだれ堆積物(Owd:大蕨岩屑堆積物、Yrd:由利原岩屑堆積物、Okd:奥山岩屑なだれ堆積物)が分布しています。ステージⅡでは西鳥海山で溶岩流が流出しています。ステージⅢは東鳥海山が作られました。 2,500年前には山体崩壊により馬蹄形カルデラが形成され、崩壊土砂は岩屑なだれ(象潟岩屑なだれ)が流出しました。その後カルデラ内で荒神ヶだけ溶岩が流出しました。その後たびたび噴火活動が行われ、最新の活動は1974年の水蒸気噴火です。

■ 鳥海山の3D画像 鳥海山の南西から見た画像になります。

鳥海山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 鳥海山の3D地質図 鳥海山の南西から見た画像になります。

鳥海山の3D地質図

Ⅰ:ステージⅠ噴出物、Owd:大蕨岩屑堆積物、Yrd:由利原岩屑堆積物、Ⅱa:ステージⅡa噴出物、Ⅱb:ステージⅡb噴出物、Ⅱc:ステージⅡc噴出物、Ⅱd:ステージⅡd噴出物、Ⅲa:ステージⅢa噴出物、Kd2:象潟岩屑なだれ堆積物(流れ山)

地質図は、大沢ほか(1982)、大沢ほか(1988)、土屋(1989)、中野・土屋(1992)をデジタル化したシェープファイルを用いて編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 鳥海山の3D地質図 鳥海山の北西から見た画像になります。

鳥海山の3D地質図

Ⅰ:ステージⅠ噴出物、Owd:大蕨岩屑堆積物、Yrd:由利原岩屑堆積物、Okd:奥山岩屑なだれ堆積物、Ⅱa:ステージⅡa噴出物、Ⅱb:ステージⅡb噴出物、Ⅱd:ステージⅡd噴出物、Ⅲa:ステージⅢa噴出物、Ⅲb:ステージⅢb噴出物、Ⅲc:ステージⅢc噴出物、Kd1:象潟岩屑なだれ堆積物、Kd2:象潟岩屑なだれ堆積物(流れ山)

地質図は、大沢ほか(1982)、大沢ほか(1988)、土屋(1989)、中野・土屋(1992)をデジタル化したシェープファイルを用いて編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 鳥海山3D画像 鳥海山の北西側から見た画像になります。

鳥海山の3D画像

画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 鳥海山の3D画像 鳥海山の北西側から見た画像になります。

鳥海山の3D画像

画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

引用文献

大沢穠・池辺穰・荒川洋一・土谷信之・佐藤博之・垣見俊弘(1982)地域地質研究報告「象潟地域の地質」.地質調査所
大沢穠・片平忠実・中野俊・土谷信之・粟田泰夫(1988)地域地質研究報告「矢島地域の地質」.地質調査所.
土谷信之(1989)地域地質研究報告「大沢地域の地質」.地質調査所.
中野俊・土谷信之(1992)地域地質研究報告「鳥海山及び吹浦地域の地質」.地質調査所.

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