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活火山の3D画像 十和田

十和田の活動は22万年前に始まり61,000年前にかけて成層火山が形成されました。6,1000年前から15,500年前にかけて大規模な火砕流(奥入瀬火砕流、大不動火砕流、雲井火砕流、八戸火砕流)が流出し十和田カルデラ(十和田湖)が形成されました。 カルデラ形成後の活動は中海付近で行われています。最新の活動は西暦915年の毛馬内火砕流の流出です(工藤ほか、1991)。

■ 十和田の3D画像 十和田の南西から見た画像になります。

十和田の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 十和田の3D地質図

十和田の3D地質図

p:先カルデラ噴出物、Hc:八戸火砕流堆積物、雲井火砕流堆積物、大不動火砕流堆積物、奥入瀬火砕流堆積物、NK:中山崎溶岩、E:南部軽石、Og:小倉山溶岩、C中掫軽石、Km:毛馬内火砕流堆積物

地質図は、工藤ほか(2019)、大沢(1976)、鎌田ほか(1991)をデジタル化し編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 十和田の3D画像 十和田の北から見た画像になります。

十和田の3D画像

■ 十和田の3D地質図

十和田の3D地質図

p:先カルデラ噴出物、Hc:八戸火砕流堆積物、雲井火砕流堆積物、大不動火砕流堆積物、奥入瀬火砕流堆積物、NK:中山崎溶岩、E:南部軽石、Og:小倉山溶岩、C中掫軽石、Km:毛馬内火砕流堆積物

地質図は、工藤ほか(2019)、大沢(1976)、鎌田ほか(1991)をデジタル化し編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。。

引用文献
工藤崇・内野隆之・濱崎聡志(0994)地域地質研究報告「十和田湖地域の地質」.地質調査総合センター.
工藤崇・宝田晋治・佐々木実(2004)東北日本,北八甲田火山群の地質と火山発達史.地質学雑誌,110,271-289.

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