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活火山の3D画像 恵山

恵山は複数の溶岩ドームからなる最大標高617.6mの活火山です。およそ5万年前に活動を開始して、海向山、北外輪山、南外輪山、椴山、スカイ沢山などの溶岩ドームを形成し、最新の溶岩ドームはおよそ9千年前の恵山溶岩ドームと御崎溶岩ドームです。それ以降は山頂付近で小規模噴火が発生しています。最新の活動は1874年の水蒸気噴火です。

■ 恵山の3D画像 恵山の南側から見た画像になります。

恵山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 恵山の3D地質図 

恵山の3D地質図

Ka:海向山溶岩ドーム、EsHD4:火砕堆積物4、Ns:北外輪山溶岩ドーム、EsHD3:火砕堆積物3、Ss:南外輪山溶岩ドーム、EsHD2DB:岩屑なだれ及びラハール堆積物、EsHD2:火砕堆積物2、Td:椴山溶岩ドーム、Sk:スカイ沢山溶岩ドーム、EsHD1DB:岩屑なだれ及びラハール堆積物、 EsHD1:火砕堆積物1、Ed:恵山山頂溶岩ドーム、Mi:御崎溶岩ドーム、EsMP:元村火砕堆積物、Esc/e:Es-c及びEs-e火砕流及びラハール堆積物、Es-1846:1846年ラハール堆積物

標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質は三浦ほか(2022)をデジタル化しました。

■ 恵山の3d画像 恵山の東側から見た画像になります。1846年には山頂付近で水蒸気噴火がありラハール(火山泥流)が発生しました。

恵山の3D画像

■ 函館市恵山町から見た恵山

恵山

引用文献
三浦大助・古川竜太・荒井健一(2022)恵山火山地質図.地質調査総合センター.

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