活火山の3D画像 丸山
丸山は標高1692mの成層火山と溶岩ドームからなる活火山で、最新の活動は1898年12月の水蒸気噴火です。この噴火では泥流が発生し、音更川、十勝川に流入したことにより河川水が白色に変状し、魚が死んだことなどが記録されています(北海道大学理学部ほか,1991)。
■ 丸山の3D画像 丸山の南西側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 丸山の3D地質図

Ml:溶岩、Mv:火山角礫岩
標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質区分は山岸・ 松波(1976)によります。
■ 丸山の3D画像 丸山の南東から見た画像になります。

C1:第1火口、C2:第2火口、C3:第3火口(1898年噴火)、矢印は火口または火口の可能性のある凹地。北西-南東方向に配列している。
引用文献
山岸宏光・ 松波武雄(1976)5万分の1地質図幅「糠平」.北海道立地下資源調査所.
北海道大学理学部・帯広畜産大学・北海道立地下資源調査所・札幌管区気象台(1991)東大雪山系丸山の調査報告.火山噴火予知連絡会会報,51,1-7.