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活火山の3D画像 大雪山

大雪山は、旭岳、白雲岳、北海岳、黒岳などからなり、最高地点は標高2291mの旭岳です。1万年前以降の噴火は旭岳で行われ、最新の噴火は1739年以降とされています(和田ほか,2003)。

■ 大雪山の3D画像 大雪山の南西側から見た画像になります。

大雪山の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 大雪山の3D地質図

大雪山の3D地質図

Sm:古大雪溶岩、Hv:白雲岳溶岩、Uv:後旭岳溶岩、So:層雲峡溶結凝灰岩、Cl:新大雪溶岩、Kl:熊ヶ岳溶岩、Ks:熊ヶ岳火口堆積物、Os:御鉢平火口堆積物、A2:旭岳第2溶岩、A4:旭岳第4溶岩、D:旭岳火山砕屑物、Ml:ミクラ沢溶岩

標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質区分は佐藤(1965)によります。

■ 大雪山の3D画像 大雪山の北東から見た画像になります。御鉢平は直径約2kmのカルデラで約3万年前の噴火により形成されたと考えられています。

大雪山の3D画像

■ 大雪山の3D地質図

大雪山の3D画像

Sm:古大雪溶岩、Hv:白雲岳溶岩、Uv:後旭岳溶岩、So:層雲峡溶結凝灰岩、Cl:新大雪溶岩、Kl:熊ヶ岳溶岩、Ks:熊ヶ岳火口堆積物、Os:御鉢平火口堆積物、A1:旭岳第1溶岩、A2:旭岳第2溶岩、A3:旭岳第3溶岩、A4:旭岳第4溶岩、Ml:ミクラ沢溶岩、D:旭岳火山砕屑物

■ ミクラ沢溶岩(Ml) ミクラ沢溶岩(Ml)は北海岳北側斜面から流出した安山岩質の溶岩流です。溶岩堤防や溶岩流表面の地形が新鮮ですので、新しい溶岩流と考えられますが詳しい噴出年代は明らかになっていません。

大雪山の3D画像

引用文献

国府谷盛明・松井公平・河内晋平・小林武彦(1966)5万分の1地質図幅「大雪山」.北海道開発庁.
国府谷盛明・小林武彦・金喆祐・河内晋平(1968)5万分の1地質図幅「旭岳」.北海道開発庁.
和田恵治・中村瑞恵・奥野 充・佐藤鋭一(2003)大雪山,旭岳における最新の噴火年代について.日本火山学会講演予稿集,2,158.

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