活火山の3D画像 雌阿寒岳
雌阿寒岳はポンマチネシリ、中マチネシリ、阿寒富士の火山群からなり最高点は標高1499mのポンマチネシリです。9000年前以降頻繁に噴火を繰り返し、最新の噴火は2008年ポンマチネシリの水蒸気噴火です。
■ 雌阿寒岳の3D画像 西側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 雌阿寒岳の3D地質図

M1:南岳溶岩、M2:1042山溶岩、M3:東岳溶岩、M4:瘤山溶岩、M5:剣ヶ峯溶岩、M6:中マチネシリ外輪山溶岩、M7:中マチネシリ中央火口丘溶岩、M8:西山溶岩、M9:北山溶岩、M10:ポンマチネシリ溶岩、M11:阿寒富士溶岩
標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質区分は佐藤(1965)によります。
■ 雌阿寒岳の3D画像 雌阿寒岳の北東から見た画像になります。溶岩流の区分を示しました。約4000年前に噴出した北山溶岩M9(和田ほか,1997)上には溶岩堤防、溶岩ローブが見られます。

■ 雌阿寒岳の3D画像 雄阿寒岳の北東から見た画像になります。。

■ 雌阿寒岳の3D画像 山頂付近を北側から見た画像になります。北側(手前から)中マチネシリ、ポンマチネシリ、阿寒富士の順に配列しています。

引用文献
佐藤博之(1965)5万分の1地質図および説明書「阿寒湖」地質調査所.
和田恵治・稲葉千秋・根本靖彦(1997)雌阿寒岳の最近12000年の噴火史.日本火山学会講演予稿集,2,100.