活火山の3D画像 雄阿寒岳
雄阿寒岳は標高1370mの成層火山です。最新の活動は約5000年前とされており(玉田・中川,2009)活火山に認定されています。
■ 雄阿寒岳の3D画像 南東側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ 雄阿寒岳の3D地質図

O1:基底溶岩、O2:雄阿寒岳溶岩、O3:二ツ岳溶岩、O4:山頂部溶岩円頂丘
標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質区分は佐藤(1965)によります。
■ 雄阿寒岳の3D画像 雄阿寒岳の北東から見た画像になります。写真からわかる溶岩流の区分を示しました。溶岩流上には新鮮な溶岩堤防や溶岩ローブが見られますが、詳しい噴出年代は明らかになっていません。

■ 雄阿寒岳の3D画像 山頂付近を南側から見た画像になります。数か所の凹地(図中のC)が見られますが、約5000年前の水蒸気噴火の火口とされています(玉田・中川,2009)。

引用文献
佐藤博之(1965)5万分の1地質図および説明書「阿寒湖」地質調査所.
玉田純一・中川光弘(2009)北海道東部,雄阿寒火山の形成史.火山,54,147-162.