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活火山の3D画像 三宅島

三宅島は最高標高775mの成層火山です。噴出物の年代から過去1万年間にたびたび噴火したと考えられ、歴史時代にも多くの活動記録が残されています。昭和以降でも1940年、1962年、1983年、2000年にマグマ噴火が発生しています。 2000年の噴火では火口から大量の二酸化硫黄が放出され東京都、神奈川県、千葉県でも臭いを感じました。

■ 三宅島の3D画像 三宅島の南西側から見た画像になります。

三宅島の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 三宅島の3D地質図 三宅島の南西側から見た画像になります。

三宅島の3D地質図

 2000年噴火噴出物
2000:2000年噴火火砕丘
 新澪期噴出物
1983L:1983年溶岩流、1983S:1983年火砕丘、1962L:1962年溶岩流、1962S:1962年スコリア丘、1940L:1940年溶岩流、1940S:1940年スコリア丘、1874L:1874年溶岩流、1874S:1874年スコリア丘、1835L:1835年溶岩流、1835S:1835年スコリア丘 18C.L:18世紀後半溶岩流、18C.S:18世紀後半スコリア丘、1763L:1763年溶岩流、1763S:1763年スコリア丘、1712L:1712年溶岩流、1712S:1712年スコリア丘、1643L:1643年溶岩流、1643S:1643年スコリア丘、1643L:1643年溶岩流、1643S:1643年スコリア丘、 KKL:1595年釜方溶岩流、1595S:1595年スコリア丘、BKL:1535年ベンケ根岬溶岩流、1535S:1535年スコリア丘、EZL:1469年榎澤溶岩流、1469S:1469年スコリア丘
 雄山期噴出物
OC:雄山火災丘、1154L:1154年溶岩流、1154S:1154年火砕丘、NTL:1085年南戸溶岩流、1085S:1085年スコリア丘、MKB:三池爆発角礫岩、OYL:雄山溶岩流、ANL:姉ヶ潟溶岩流、KHS:風早スコリア丘、MBL:見取畑スコリア丘、TYL:平山溶岩流、TYS:平山スコリア丘、 FMB:古澪爆発角礫岩、OYS:雄山期スコリア丘、OY:雄山期噴出物
 坪田期噴出物
ISL:伊豆下溶岩流、TSS:坪田期スコリア丘、TS:坪田期噴出物
 大船渡期噴出物
MTL:澪が平溶岩、OFS:大船渡期スコリア丘・火砕丘、OF:大船渡期噴出物
 先大船渡期噴出物
PKC:先大船渡期噴出物

地質図は津久井ほか(2005)をデジタル化したデータを用いました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 1983年噴火噴出物 1983年の噴火では雄山の南西側斜面に火口が開き溶岩流が流出しました。

三宅島の3D地質図

標高モデルはASTER GDEM用いました。

■ 1962年噴火噴出物 1962年噴火では北東側斜面に火口が開き溶岩流が流出しました。

三宅島の3D地質図

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

引用文献

津久井雅志,川辺禎久,新堀賢志(2005)三宅島火山地質図1:25,000.火山地質図12,産総研地質調査総合センター.
「三宅島火山地質図 1:25,000」ベクトルデータ 産業技術総合研究所地質調査総合センター,https://gbank.gsj.jp/datastore/

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