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活火山の3D画像 燧ヶ岳

燧ケ岳は成層火山と山頂付近の溶岩円頂丘よりなります。最高地点は柴安嵓の標高2356mで東北地方の最高地点になります。燧ケ岳の活動は15万年前から20万年前以前に始まっていたと考えられています。 第Ⅱ期の活動では、溶岩流溶岩流の流出により尾瀬ヶ原の位置に流れていた河川が塞き止められて形成したと考えられています。尾瀬沼は第Ⅳ期の活動、おそらく8,000年前に起きた燧ケ岳南斜面の崩壊堆積物の塞き止めにより形成されたと考えられています。

■ 燧ヶ岳の3D画像 燧ヶ岳の南側から見た画像になります。

燧ヶ岳の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 燧ヶ岳の3D地質図 燧ヶ岳の南側から見た画像になります。

燧ヶ岳の3D地質図

Ⅰ:第Ⅰ期噴出物、Ⅱ:第Ⅱ期噴出物、Ⅲ:第Ⅲ期噴出物、Ⅳ:第Ⅳ期噴出物、d:崩壊堆積物

地質図は、渡辺(0989)をデジタル化し、流れ山を空中写真判読により加筆編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 燧ヶ岳の3D地質図 燧ヶ岳の西側から見た画像になります。

燧ヶ岳の3D地質図

Ⅰ:第Ⅰ期噴出物、Ⅱ:第Ⅱ期噴出物、Ⅲ:第Ⅲ期噴出物、Ⅳ:第Ⅳ期噴出物、d:崩壊堆積物

地質図は、渡辺(0989)をデジタル化し、流れ山を空中写真判読により加筆編集しました。

標高モデルはASTER GDEMを用いました。

■ 燧ヶ岳の3D画像 磐梯山の北西側から見た画像になります。

燧ヶ岳の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 燧ヶ岳の3D画像 燧ヶ岳の南西側から見た画像になります。

燧ヶ岳の3D画像

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。

■ 尾瀬ヶ原からみた燧ヶ岳

燧ヶ岳の3D画像

■ 尾瀬沼からみた燧ヶ岳

燧ヶ岳の3D画像

引用文献

渡邉久芳(1989)尾瀬燧ケ岳火山の地質.岩鉱,84,55-69.
早川由紀夫・新井房夫・北爪智啓(1997)燧ヶ缶火山の噴火史.地学雑誌,106,660-664.

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