活火山の3D画像 アトサヌプリ
アトサヌプリは支笏湖の東縁に位置し、カルデラと溶岩円頂丘群からなります。1万年前以降たびたび噴火している活火山です。
■ アトサヌプリの3D画像 アトサヌプリの東側から見た画像になります。

標高モデルはASTER GDEM、画像は国土地理院オルソ画像を用いて作成しました。
■ アトサヌプリの3D地質図

SW:サワンチサップ溶岩円頂丘、Op:オプタテシュケ溶岩円頂丘、Ts:トサモシベ溶岩円頂丘、Ni:ニフシオヤコツ溶岩円頂丘、Nm:274m山溶岩円頂丘、Mr:丸山溶岩円頂丘、Nu:ヌプリオンド溶岩円頂丘、Rs:リシリ山溶岩円頂丘、
、Mc:マクワンチサプ溶岩円頂丘、Ao:アトサヌプリ古期溶岩円頂丘、Ay;アトサヌプリ新期溶岩円頂丘。
Mの範囲には流れ山状の地形がみられます。分布からリシリ山溶岩円頂丘が成長する過程で崩壊が発生した際の火砕流堆積物かもしれません。
標高モデルはASTER GDEMを用いました。地質区分は勝井(1962)をデジタル化しました。
■ アトサヌプリの3D画像 アトサヌプリの北東側から見た画像になります。

引用文献
勝井義雄(1962)5万分の1地質図幅「屈斜路湖」および同説明書.北海道開発庁.